「横浜らしさ」を体感

今回カリグラシが注目したのは『HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(ホテル ザ ノット ヨコハマ)』。インテリアやデザインにこだわった空間とともに、皆さんを「横浜らしさ」へと案内してくれます。

THE KNOT YOKOHAMA

2017年12月、30年程の歴史を持つ『横浜国際ホテル』が生まれ変わった『THE KNOT YOKOHAMA』。 JR横浜駅西口から5分程の場所にあり、旅行にもビジネスにも便利なロケーションです。大通りに面したエントランスを一歩入ると、どこか感じる「港」の歴史。さっそく、館内をみていきましょう。

港の象徴に、泊まる

THE KNOT YOKOHAMAは、ホテル全体から港町・横浜を表現しています。

ゲストルームのコンセプトは「船室」1960~70年代のアメリカを想像させてくれるようなインテリアや色合いに囲まれたお部屋では、どこか非日常感を味わうこともできそうです。ゲストルームの廊下にあるライトも、マリンランプのようなデザイン。アメニティを含め、細やかなデザインにもこだわりが見られます。

▼THE KNOT ROOM

ゲストルームの中でも、船室とは違った雰囲気を味わえるお部屋がTHE KNOT ROOM。まるで「港町」に滞在しているような気分にもなれるこちらのお部屋では、本物のヴィンテージ家具も使用されています。

▼THE KNOT SUITE

こちらのTHE KNOT SUITEの使われ方もさまざま。家族旅行、女子会、誕生日会、カップルの記念日など幅広い目的で利用されています。外国人旅行客からも、親しみのあるアーバンな雰囲気と、日本らしい細やかなデザインが人気となっているお部屋です。中には、同じ横浜市内に住むお客様が泊まりに来られることも。ちょっとした特別な日に、「洋風」「和風」とは異なった「ヴィンテージ風」のコンセプトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヴィンテージ家具は、お部屋だけではなく、レストランやラウンジにも広がります。館内にあるヴィンテージ家具や照明は、一部購入することもできるとのこと。30年以上の歴史を持つ建物、価値あるヴィンテージ家具、そして、それらを受け継ぎ新しく創り上げていく「THE KNOT YOKOHAMA」独特の雰囲気を楽しめるはずです。

滞在中に使用できるワイングラスやアメニティもスタイリッシュでかわいらしいデザインです。こうしたアメニティは、1階フロント横で販売しているものもあります。ホテルに宿泊した記念としても、お土産としても喜ばれるギフトになりそうですね。

結ぶホテル

THE KNOT YOKOHAMAは、『旅するホテル』をコンセプトに、『人とその街を結ぶ場所となるホテル』を目指してオープンしました。そしてこのTHE KNOT YOKOHAMAはTHE KNOTシリーズの原点。横浜に住まれている方も、初めてこられた方も、「横浜ってこういう街」を懐かしくも、新鮮にも感じることができるような空間となっています。

歴史を表現する

訪れた人と港町・横浜の歴史を結びつけるデザイン。そのデザイナー兼ディレクションを担当されたのは、LANDRAW inc.の橋本健司氏です。

デザインのヒントになっているのは、みなとみらいの観光スポット「横浜赤レンガ倉庫」をはじめ、重要文化財の「横浜開港記念会館」、山下公園に停泊している博物館線「日本郵船氷川丸」など。橋本氏が手掛けた「横浜らしさ」はホテル全体に広がります

ホテルに入ってすぐのタイル。横浜開港記念会館をモチーフにしています。

エントランスからつながる階段部分の壁は、レンガ模様。横浜赤レンガ倉庫を無理に紐づけさせない落ち着いたシックな色合いが、ゲストに心地よさを与えてくれます。

▼集う場所

2、3階にはバンケットスペース。気品のある雰囲気ながら、年代関係なくリラックスして使用できる雰囲気づくりがなされています。キング、クイーン、ジャックなど、「横浜三塔」を由来にした、各スペースの名前と横浜のシンボルの関係性にも注目です。

バンケットスペースは、少人数から、最大80名まで使える大広間まで、その用途もさまざま。パーティ、地元の集まりやセミナーなども行われているそうです。横浜に縁がある人々が集う場所として親しまれています。

ヴィンテージ家具の置かれたラウンジスペースでは、宿泊のお客様が自由に過ごしています。仕事をするもよし、観光の前の作戦会議に利用するのもよさそうですね。こうした落ち着いた空間を作り上げている要素の一つが、館内に広がるアロマ。ザノット横浜オリジナルの香りで、横浜を連想させる「色」「レンガ」「木」「歴史」などをイメージされているそうです。隅々まで横浜らしさを感じることができます。

PANWOK

最後にご紹介するのは、館内1階レストラン『PANWOK(パン・ウォック)』。その名の通り、フライパンと中華鍋から名づけられており、「洋食×中華」がコンセプトになっています。横浜国際ホテルからの洋食と中華のシェフがもてなす料理は、一般のお客様からも大人気。夜には街行く人が訪れることもあるそうです。モーニングからディナーまでいろいろな味を楽しめることも、一つの醍醐味ですね。

店内では、ラウンジ同様、横浜出身のイラストレーター、花井祐介氏によって直接描かれたアートがお出迎えしてくれます。THE KNOT YOKOHAMAの「港」感とレトロな雰囲気がマッチしています。

そのほか、カメラマンや造園家によって手掛けられたアートに囲まれています。「THE KNOT」の名前にちなみ、「結び目」のアートも発見しました。実は、ルームキーも結び目をモチーフにしているとのこと。細やかなアソビ心にも目を引かれてしまいます。

どこか港の賑やかさを感じることができるような雰囲気の中味わえる「洋食×中華」というのも、新感覚を楽しめそうですね。横浜に訪れた際に、ぜひいかがでしょうか。

「横浜」が、つなぐ

「横浜に泊まりたい」という明確な目的がなくとも、伝えてくれるものがあるホテル『THE KNOT YOKOHAMA』。滞在中何気なく使っていたアメニティ、座っていた椅子、通り過ぎたデザインも、あなたに「歴史」を感じさせてくれるでしょう。ビジネスに、観光に、特別な日に。縁のある人も、ない人も。 THE KNOT YOKOHAMAは、あなたを横浜へと結びつけてくれます。「横浜」という利便性に加えた「港町の歴史」を感じてみてはいかがでしょうか。

▼施設概要

HOTEL THE KNOT YOKOHAMA(ホテル ザ ノット ヨコハマ)

〒220-0005 横浜市西区南幸 2-16-28

045-311-1311 (代表)

JR「横浜」駅西口出口より徒歩5分


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