ホテルのバーといえば、大人のたしなみ。ちょっとおしゃれな雰囲気と落ち着いた空気の中で、ゆっくりとお酒の時間を楽しめる、そんな贅沢な時間を過ごせるステキな場所です。一人で利用するもよし、恋人や配偶者などのパートナーと楽しむもよし。楽しみ方自由の素敵な場所、それがホテルバーです。

でも、利用したことがないとちょっと敷居が高いですよね。そこで今回はそんなホテルバーの楽しみ方、たしなみ方について迫ってみましょう。

ホテルバーのここが素敵

まずはホテルバーの素敵ポイントを見ていきましょう。

極上の雰囲気で楽しむお酒

ホテルバーといえば、なんと言ってもその極上の雰囲気が魅力。静かで落ち着いたフロアに、柔らかな照明、調度品の一つ一つが高級で、働いているスタッフもそのしぐさのすべてが上質。そこに来たお客様ができるだけ素敵な時間を過ごせるように全力を尽くしてくれます。お酒の味は雰囲気も重要なのだと心から思えるでしょう。

お酒のレベルも高い

バーで一杯といえば、カクテル。そしてこのカクテルこそバーにいるバーテンダーの腕が大きく影響する飲み物。ホテルのバーのカクテルは格別です。しかも、ホテルのバーで働いている方達はサービスのプロ中のプロです。訪れた客の要望を聞いてぴったりのカクテルを出してくれる技術に関してもハイクラスであることは間違いありません。

安心安全

町のバーに初めて入るのはちょっと怖いですよね。中にどんな人がいるかもわかりませんし、お店も、変な話ぼったくりのようなお店に入ってしまうのではないか?と不安になってしまうことも。

しかしホテルのバーは違います。そこはホテルの中ですからセキュリティーもしっかりしていますし、迷惑なお客様に関してはホテルの方でしっかり対応してくれます。これほど安心なスペースはないですよね。

アクセス抜群

ホテルに宿泊しているのであれば、酔っても平気。だって、自分の部屋まですぐに帰れますし、一度も屋外に出ることなく戻れるんですからこれほど気楽なものはありませんよね。しかも、食事をするところも当然ホテルの中にあります。ホテルのレストランでおいしい食事をとって、ワンストップで部屋に戻れる環境。気楽に素敵なお酒を楽しむためのすべてが整っているといえるでしょう。

明朗会計がうれしい

ホテルバーは明朗会計もうれしいですよね。ホテルによっては、その料金を宿泊料に含めて精算することもできますし、大抵のバーではサービス料をほんの少しとられるだけできちんとお値段の記載もあります。もちろん変なごまかしはあり得ません。ちなみに、ビュッフェやバイキングと違って、宿泊客ではない場合もお値段が変わらないのが普通です。

ホテルバーに行くにはどうしたらいい?

素敵な空間であるホテルバー。しかし、なんとなく敷居が高い気がするのも間違いのない話。

そこで、ここではそんなホテルバーの利用法についてレクチャーいたします。

服装は自由

基本的に服装は自由なところがほとんどです。ノーネクタイであっても、それこそポロシャツにジーパンのようなスタイルでもOKですし、女性もカジュアルスタイルで全然大丈夫です。国内で、厳格なドレスコードのあるホテルバーはほとんどないといっていいでしょう。

ただし、あまりにラフな格好はNG.タンクトップやジャージ、スリッパなどという格好は断られてしまうかもしれません。別にグレーゾーンを責める必要はないと思いますが、あいまいな場合はフロントなどに問い合わせるといいですね。

予約は不要

よほど混雑するような時。例えばイベントがある時やGWといった時ではない限り、ホテルバーが満席で入れないということは、あまりありません。それでも、確実に行きたい場合は予約してもいいでしょう。しかし、だからといって予約のないお客様が断られるということはありません。予約をしていない時にフラッと飲みに行っても、入れるのが普通です。

座る席も自由です

一般的にホテルのバーはカウンター席とテーブル席があります。席についても、こういう時はどちらに座らなければいけないというようなことはありませんので、入り口で案内してくれるスタッフに座りたい場所を伝えるといいでしょう。デートなどの時どこがより良い席なのかを知りたい場合は、普通に聞けばOKです。

また、特にお酒やカクテルについて詳しくないという場合や、飲むお酒の好みを聴いてほしい時などにはカウンターに座るといいでしょう。バーテンダーとの会話で、バーの楽しみが一段階アップしますよ。

予算は3000円くらいが妥当

基本的にホテルのバーは、何杯も飲むところではありません。もちろん、一杯で切り上げなければいけないということはないのですが、大体一般的な客単価はカクテル2杯とスナックやおつまみ等で3000円前後が多いそうです。

カクテル一杯のお値段はだいたい1000~1500円。サービス料は10%程度の所が多いですから、自分がどれくらい飲むのかを把握した上でお金を準備しておくといいでしょう。

おつまみも豊富

実はホテルバーの良さの一つに豊富なおつまみがあります。もちろん、おつまみをあまり揃えていないバーもありますが、多くのホテルバーでは、ホテル内のレストランと提携していて、和洋中様々なおつまみを注文できます。とはいえ、さすがに麻婆豆腐一皿!なんてことは無理ですが。欲しいおつまみがある場合は、バーテンダーやスタッフの方に色々聞いてみるといいでしょう。

注文は遠慮なく

スマートな注文をするには軽く指をスナップさせて……などは必要ありません。ホテルバーのスタッフはみんな超一流のサービスのプロですから、それこそしっかりと店内の様子を把握して観察してくれています。ですので、軽く合図するだけで来てくれるはずです。合図の方法は軽く手をあげるだけでOK。あまり大げさな身振りをしたり、声を出して呼ぶようなことはしなくてもいいですし、しない方がいいでしょう。

ホテルバーはホテルの一部です

ホテルバーはホテルの一部。ということはつまり、そこにいるのはサービスのプロであり、様々なホスピタリティを提供するべく研修などを積んでいる方達です。ですから、わからないこと、知りたいこと、お願いしたいことは何でもスタッフの方に話すといいでしょう。変に格好つけて通ぶるよりも、自然体の方が良い時間を過ごすことができます。

しかも、バーテンダーは当然お酒のプロでもありますから、お酒の選び方やおいしいカクテル、おつまみの選び方に至るまで本当に博識です。新しいお酒との付き合い方に出会えるかもしれませんよ。

ホテル暮らしでホテルバーの常連に

別に高いお金を取られるわけでもないホテルバー。ミニマリストに目覚めてホテル暮らしを始めれば、そこの常連になるのも難しい話ではありません。それこそロングステイなどの場合でもホテルバーを頻繁に利用することで、大人の隠れ家的な安らぎを日々の生活に取り込むことができるでしょう。

そんな素敵なホテル生活を楽しむときに利用したいのが「カリぐらし°」カリぐらし°では、ホテルで素敵な時間を過ごしたい利用者とホテルとを結ぶお手伝いをしていますので、楽しいホテル暮らしには欠かせないサイト。ホテルバーの達人になるためにも、利用したいサイトですね。

https://style.carigurasi.com/

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