カリぐらし°には長期滞在可能なホテル・ホステルが掲載されている。
あなたは長期滞在をするならどちらを選ぶ?

人それぞれに様々な理由や目的があって選ぶと思うが「ホテルとホステルの違いって何?」「なんでホテル(ホステル)にしたの?」と聞かれたら、明確に答えられるだろうか?

ホテルはビジネスや観光、私用などで利用される高級な宿泊施設で、どちらかというとフォーマルなイメージ。

ホステルは規模が小さい施設が多くて、ドミトリーがあって、宿泊料金が安い。若者が多く、外国人も多い。個性豊かでカジュアルなイメージ。

ぱっと思い付いたのはこの程度だ。

では、もう少し具体的にそれぞれの特徴や違いをあげてみよう。

●部屋

ホステル…ドミトリー(相部屋)が多いが、最近は個室も増えている。シンプルな作りであることが多い。
ドミトリーには、カーテンで仕切るカプセルタイプのベッド、2段ベッドなどがあり、そのベッドの上の部分だけが自分の占有スペースとなる。
男女混合の部屋、男女別の部屋、男性・女性専用ホステル、などもある。

ホテル…個室。部屋の中は自分だけで占有できるスペースとなる。人数に応じて、様々なタイプ、広さがある。

●料金

ホステル…基本的に安価。1000円~泊まれるところが多い。ドミトリーは安さが大きなメリット。ただし個室タイプだとホテルと変わらない価格の部屋もある。

ホテル…基本的に高価。大体5000円以上~数万円、数十万円、それ以上。価格の幅は広い。また、サービス料が加算されることも多い(宿泊料の10~15%程度)。

●バス・トイレ

ホステル…部屋には設置されておらず、共用スペースの中に宿泊者共用のバス・トイレがある。基本シャワーのみが多い。使用時間帯が決まっている場合もある。

ホテル…部屋の中にバス・トイレが設置されている。3点ユニットタイプもあれば、広々としたジャグジーなもある。基本的にはシャワーだけでなくバスタブがある。
部屋の中以外に、館内の施設として、大浴場や温泉、露天風呂などがある施設もある。

●安全

ホステル…安全。フロントがある。相部屋の場合は各自で貴重品管理をしっかりとする必要がある。貴重品を入れる鍵付きのロッカーを備え付けているホステルが多い。
大きな荷物はフロントで預かってくれる場合もあるが基本的には自己管理。

ホテル…安全。24時間フロント対応、24時間警備など。室内は完全にプライベートなのでもちろんセキュリティは高い。ただし、掃除の際は外部から人が立ち入るので、貴重品の管理はしっかりと。

●アメニティ

ホステル…部屋には何も用意されていないことが多い。基本的には全て持参。
中には、タオルは1枚貸出それ以上は有料、歯ブラシだけある、などちょっとしたアメニティ類を用意してくれている施設もある。

ホテル…あり。施設・部屋のグレードによってアメニティは大きな差が出る。格安ホテルにはアメニティがない場合もある。

●人との交流・コミュニケーション

ホステル…まさにこれが醍醐味!と言っても良い。様々な国からのゲストがロビーやラウンジ、併設のカフェやバーなどに集まり交流する。また、相部屋なので同室になったゲスト同士が仲良くなることも多い。ホステルに泊まるならオープンマインド&フレンドリーを心がけるべし。

ホテル…特になし。長期滞在の場合、スタッフと顔見知りになって挨拶や会話をすることはある。静かにゆっくり過ごしたい時や、プライベートを守りたい時はホテルの方が適している。

ざっとこのような違いや特徴があげられる。

旅館業法によるカテゴライズ

さて、ここからは法律的な話になるが、宿泊施設を営業するには旅館業法という法律によって定められたライセンスが必要となる。旅館業法の種類は「ホテル営業」「旅館営業」「簡易宿所営業」「下宿営業」の4つ。どのライセンスかでカテゴライズされ、規定がある。

ホテル・ホステル以外にも様々な呼称の宿泊施設がある。
例えば、ゲストハウス、B&B、旅館、ペンション、民宿、カプセルホテル、サービスアパートメント、民泊…。

それぞれが旅館業法のどれに分類されるのか下記にまとめてみた。

【ホテル】
ホテル営業…客室数10室以上。和式は1室7㎡以上、洋式は1室9㎡以上で寝具も洋式。

【旅館】
旅館営業…5室以上。和式は1室7㎡以上、洋式1室9㎡以上で寝具も洋式。

【ホステル、ゲストハウス、B&B、民泊、カプセルホテル】
簡易宿所営業…部屋数、1室あたりの面積の規制なし。その代わり延床面積33㎡以上。
収容人数10人未満の場合、3.3㎡に人数を掛けた面積

ホステル、ゲストハウス、B&Bの違いもまたわかりにくいが、簡単に言うとゲストハウスはフロントのない小規模な宿泊施設で家族経営の場合が多い。B&Bも同じような定義だが、オーナーが同じ建物に居住している場合が多い。また朝食が提供されることが多い、というのが特徴になる。

【下宿】
下宿営業…部屋数、1室あたりの面積、延床面積の規制なし。その代わり、1ヶ月以上の期間で契約。

様々な呼び方があるが、大きくは4つのカテゴリ分けとなる。それぞれがどんな施設なのかのイメージは沸いただろうか。

理想のライフスタイルで選ぼう

自分が理想とする「暮らし方」「ライフスタイル」にマッチする施設を選べば、長期滞在も快適なものとなるはず。
今後、ホテルやホステル、その他の宿泊施設で長期滞在をしようと考えているなら参考にしてほしい。

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