お正月といえばおせち料理ですよね。そんなおせち料理、家で自分で作るのも大変だし、大量に作ってお正月の間中ずっと食べ続けるというのも、もう途中からただ苦痛なだけ。それでも、気分だけでも味わいたいなぁとは思いますよね。
そこでおすすめなのがお正月、ホテルのレストランでおせち料理を食べるというプラン。一年に一度しか味わえない究極のホテル飯です。
おせちは食べたい!でも大変?!
お正月と言えばやっぱりおせち料理。日本人ならおせちを食べたくなります。でも、最近はそれがなかなか難しかったりするんです。
おせちを手作り…難しそう?
一年に一度のことだから、今年の年末はおせち作りに挑戦しよう!と思っている人もいるかも知れません。しかし、実はおせち料理って全種類をしっかり手作りしようと思うと、数ある料理の中でもダントツで手間ヒマかかるお料理と言えるかも知れません。一番地味なあの黒豆だって実は2日間くらいかかっちゃうし、数の子も塩抜きからしなければなりません。
でも、レシピ自体はシンプルで気軽にできるものもあるので、頑張って全種類を作ろう!と気合を入れずとも、まずはできるものから手作りしてみるのもいいかも。おせちの由来や食材について振り返りながら手作りすれば、お正月の食卓でも楽しい話題に花が咲きそうです。
おせちを買って詰める
いやいや、手作りはちょっと無理…そんな方にとって現実的なのはこちら。スーパーなどでおせちのレトルトを買ってきて重箱に詰めるという方法。黒豆だろうと数の子だろうと年末のスーパーには何でも揃っているので、それをお重に詰めるだけでも立派なおせち料理にはなります。
ただし、おせち料理の気分を味わえるかも知れませんが、年末のスーパーに並ぶ品々は結構割高で、いつもの蒲鉾が数百円も高くなっていたりするため全部揃えると意外な出費になってしまうもの。それでいてどうしても出来合いのチープな感じは否めません。
高級おせちを買う
となると、お正月感もあってぐんと贅沢な感じが出るのが、高級おせちの購入。これはもう、かなりテンションが上がりますし、一つ一つのお料理もクオリティが高く、高級感も抜群でお正月感てんこ盛り。数年前に話題になった手抜きおせちが届くことも、もう殆どありえませんのでご安心を。
しかし、大家族ならいざ知らず、一人暮らしだと高級おせちがいくら美味しくても流石に飽きてしまうんですよね。もちろん一人前のおせちも売ってはいますが『これで一人前?』というような量で売られているのが現実です。
ホテルで食べるおせちは味も雰囲気もめでたい
一人だとなかなか躊躇してしまうおせち。しかし、これがホテルでおせちを食べるとなると話は違ってきますよね。
お正月のハイクラスホテルはおせち選び放題
ホテルのお正月は、まさにおせちパラダイス。というのも、ハイクラスなホテルの中には複数のレストランが出店していて、それこそ和洋中だけではなく、様々な形態のおせちを選んで食べることができたりするんです。それこそ3が日で毎日別のおせちを食べるなんていうこともできちゃうかも。
しかも、ホテル内は新年を祝う雰囲気でいっぱいですし、お正月にしかないサービスが有るところもあります。まさに一生に一度のおせち体験ですね。
ミドルクラスのホテルではおせちブッフェが
ホテルの中にはレストランが一店だけ。そんなミドルクラスのホテルでも、知る人ぞ知るおせちの楽しみ方があって、それがお正月恒例の『おせちブッフェ』。このおせちブッフェ、いつものブッフェよりも断然楽しいんですね。
もちろん、おせち以外の人気メニューも並んでいますが、おせちで食べたい様々な一品が並んでいる様子は、おせちのお重の中に入った気分。それこそ数の子だけを延々食べ続けるなんてことだって、誰にも怒られずにできちゃいます。
地方のホテルならその地方ならではのおせちを味わえる
都内のホテルではなく地方のホテルに泊まると、おせちも様変わり。特におせちにつきもののお雑煮などに関して言えば、地方によってその味は全く変わるのですが、地方のホテルに泊まればその地方のお雑煮やおせちが味わえることも。
その土地ならではの郷土料理は、その土地で食べるからこそ意味がある。人生の彩を考えても、外せないイベントですよね。
つきたてのおもちが味わえる?お正月イベントも楽しい
お正月のホテルと言えば、そのホテル独自のイベントも楽しいものです。お正月のイベントと言えば、100のイベントでおなじみのホテルニューオータニが有名ですが、もちろんそこだけではありません。日本全国のホテルがそのホテルの良さを競ってイベントを開催しています。
中には、ホテルでお餅つきをやってつきたてのおもちを食べることができるようなイベントも。おもちは日本人にとって大切な食べ物ですが、お正月につきたてのおもちって結構食べませんよね、あの『正解は!』みたいなパックの切り餅が主流。ホテルのお正月で、本格的お正月体験もおすすめです。
旅のおせちの最高峰はやはり旅館
本格的な旅館にとなって食べるおせち。もはやそれは、日本で味わうことのできる最上級のお正月です。
徹底した和の空間で食べるおせちは格別
ホテルのおせちと旅館のおせちの一番の違いは、その徹底した和の雰囲気ですよね。お部屋で味わう旅館のおせち。畳の部屋で、和服の仲居さんが運んできたおせちを前に、庭の景色をゆっくりと眺めながら食べるおせちは、日本の美異意識を詰め込んだような至福の時。
もちろんお安くはありません。しかし、年に一度の贅沢だと考えれば、一度は体験してみたいお正月です。
旅館にとっておせちは一世一代の料理
日本の美を守り抜く旅館にとって、実はおせちはその旅館を代表する料理。ホテルのレストランと違い、旅館というものそのものが旅先の料亭のようなものから発展して出来上がっているだけあって、最も腕によりをかけて作る料理です。
つまり、その旅館の看板のようなもの。ですから、きちんとした旅館になればなるほど、その価値は高くなるんですね。
歴史と伝統を守る旅館の、その料理人たちが腕によりをかけて作り一世一代の料理であるおせち。それを味わえば、格別な思い出になることは間違いありません。
おすすめは年越しの宿泊
そんなホテル飯の最高峰おせち。そんなおせちを楽しみたいのであれば、年越しがおすすめです。
年越しそばのあるホテルもある
年越しがおすすめの理由、それは年越しそばの存在。実は、多くのホテルで、年越しを楽しむために年越しそばが振る舞われる、もしくはメニューにつくところがあるんですね。ある意味おせちとセットで考えたい年越しそば。年越しで宿泊すれば、年末年始のフルコースの完成です。
カウントダウンイベントも楽しい
ホテルで年越しをすれば、そのホテル独自のカウントダウンイベントも楽しめます。もちろんカウントダウンイベントはホテルによって違いますし、やらないホテルもありますが、多くのホテルでは毎年恒例行事として行われているようです。それこそ、このカウントダウンイベントだけを目的に宿泊する人もいるレベル。ぜひ、体験してみたいですよね。
長期滞在なら「カリぐらし°」
長期滞在者とホテルと繋げてくれる「カリぐらし°」。ホテルやホステル、旅館に泊まる時、もしくは長期滞在したい時にはぜひともお世話になりたいサイトです。
この際だから、ホテルで年末年始を過ごしてみて、2020年からはホテル暮らしを目指してみてはいかがですか?カリぐらし°でホテルを選んで、ね。