お正月は年に一度の大切なお祝いの日。いつもより少し豪華にお祝いしたい気分になりますよね。
では、豪華とは一線を画するシンプルライフを送っているミニマリストの人たちはお正月をどんな風に過ごしているのでしょうか。家に閉じこもって味気ない正月を過ごしているのでしょうか。今回はそんなところに迫ってみようと思います。
レベル別シンプルニューイヤー

まずは、ミニマリストの人が過ごすシンプルなお正月をレベル別で紹介。
シンプルレベル低:お正月はデリバリーで
シンプルに過ごすミニマリストの皆さんは、自分でおせちを作りません。特に、全力でミニマリストの人は食器や調理器具すらまともにもたない人が多いのですから、これは当然のことといえます。というか、今の時代はミニマリストでなくても自分ではあまり作らなくなってきていますが。
で、そんな時重宝するのが、デリバリーのおせち。今や、百貨店、料亭、通販大手、そしてホテルや旅館に至るまで、それぞれが競うように豪華で美味しいおせちのデリバリーをやっています。しかも結構ギリギリの予約でもOKなものもあったりするんです。そんな、豪華で美味しいおせちを頂きながら、家でゆっくりと過ごす。シンプルライフなミニマリストの基本です。
シンプルレベル中:お正月は外で
さらにシンプルに済ませようと思えば、家にゴミが出るデリバリーなんかもってのほか。
そもそも、お正月にお店を開けているようなお料理屋さんはおせちを出しているところが多いですから、ここは外出してお店で食べるのがよりシンプルです。しかもこの外出時に初詣なんかを済ませてしまえばよりシンプル。
さらにさらに、この外出で初売りに行けば、何度も出かけなくていいのでシンプルでミニマリストなお正月と言えるでしょう。シンプルライフなミニマリストだってお正月気分位は浸りたいので、一石二鳥ですね。
シンプルレベル強:自分流で祝う
シンプルライフを謳歌する上級ミニマリストに、正月はおせちと初詣なんて言う縛りはありません。もちろん、年が新しくなるのですから、それを祝ってみたりその訪れにテンションを上げることはあっても、世間一般で言うお正月モードに染まる必要なんかどこにもないのです。
そう、祝う気持ちがあれば何でもいいと考えるのが、真のミニマリスト。お正月なのだから、わざわざ人の多いところに行かず、むしろ人のいなさそうな郊外に出かけて冬の自然を満喫するのもいいでしょう。休日を利用して、読書に大幅に時間を割くのもありですね。文章を書いたり絵を描いてみたり音楽に没頭したりするのも、正月ならではの刺激があって良いかもしれません。自分の思いにシンプル。まさにシンプルライフに生きるミニマリストらしいお正月です。
自分流のお正月を極める
自分流のお正月、極めれば結構楽しいものです。
そこで、ミニマリストなお正月入門を初めてみましょう。
年賀状は早々に辞める。
年賀状は、シンプルライフなミニマリストには無用のもの。ですから、基本的には出さないですし、もらっても返事をしない、もしくはSNSやメール、リアルで会ったときに「年賀状ありがとうございました」というくらいで良いのです。
というのも、年賀状って結構新しい文化。日本の伝統的な文化というわけではないんですから、必ずしも出す必要はないのです。
買い物のストックを忘れない
モノを極力所有しないシンプルライフを送るミニマリスト。欲しいものは欲しいときに欲しいだけ、が基本のシンプルライフなので、これは仕方のないことなのですが、年末年始はお店が閉まっていることも多々あります。
それどころかネット通販ですら、年末年始はストップしちゃうこともしばしば、さらには、特にこだわって買っているような製品や商品こそ、年末年始にはまったく手に入らないことが多いんですね、ですので、ストックだけは年末年始の前にしっかり揃えておきましょう。
早々に実家に帰る
ご実家がある場合は、早々に実家に帰るというのも手ですね。年末年始は、いろいろな状況が重なって家にモノが増えてしまう傾向にあるのですが、ご実家のある場合はご実家に帰ってさえいれば問題無し。モノが増えるのは、自分の家ではなく実家です。
しかも、うまくいけばおせちやお雑煮など、トラディッショナルなお正月をなんの苦労もなく享受できますし、親も喜んでまさにウインウイン。
そして、お正月の終了とともに、またシンプルな我が家に戻ればいいのです。
お正月に心機一転ミニマリストになる

そして、現在シンプルライフを送るミニマリストではないあなたにとって、お正月は絶好のチャンス。
お正月を気に、心機一転ミニマリストになってシンプルライフを始めるのも、素敵ですよ。
年末大掃除の目的を「捨てる」に定める。
まずは、捨てます。しかも年末は大掃除のシーズンですから、年末大掃除の目的を「捨てる」に切り替えるだけであっという間にシンプルなミニマリストの生活をスタートすることができます。
しかも年末に関して言えば、ゴミ回収業者がお休みしていることはあまりありません。業者の人にとっても、年末大掃除のシーズンは書き入れ時ですから、少なくとも30日くらいまではやっていることがほとんどです。
年末断捨離の基本①生きていくのに不要なものは捨てる。
では、年末大掃除を「捨てる」に切り替えた人にアドバイス、そう、それは、断捨離の基本。
まずは、鑑賞や娯楽と言った生活に不必要なものは極力捨ててしまいましょう。もちろん全部捨ててしまうことはありませんが、明らかに不要でなんとなく飾ってはいるものの無くなっても誰も気づかないようなものは捨ててOKです。
遊ばなくなった娯楽製品も同じ。いらないものは捨ててしまいましょう。
年末断捨離の基本②新しい物以外は捨てる
年末大掃除で断捨離を決めた時、気づくのは、いつ着るのかわからないような洋服の多さ。他にも、昔流行っていた香水だとか、もうずっと電源を入れていないのにそのままにしていた昔のパソコンなど、新しく買ったのに古いものをそのままにしていること多いですよね。
ですので、新しく買ったのであれば、古いモノは捨てましょう。特に思い切れないのが洋服ですが、もうここは新しいのを2着残したらあとは捨てるくらいの思いきった断捨離をしてしまえば、後悔するのはほんの数日。それこそ、新しい気持ちで迎える新年の効果でその後悔もすっかり吹き飛んでしまいますよ。
年末断捨離の基本③情報を整理する
定期購読している雑誌、DM、カタログ、そういったものは新年に向けてしっかり整理しましょう。というのも、こういったものは年末までの契約になっていることが多いですので、これもまた年末大掃除の一環だと思ってスッキリさせちゃいましょう。
シンプルライフなミニマリストのお正月をホテルで

最後に、究極のシンプルライフなお正月の過ごし方として、ホテルでお正月もおすすめ。
ミニマリストの究極は何と言ってもホテル暮らしですから、このお正月という期間をきっかけに、ホテル暮らしを体験して新しい年の暮らしのスタイルを考えてみるといいかも知れません。
新年ホテルで過ごすことで、新しい年はずっとホテル暮らしにしようと思うかも知れないですからね。そして、そんなホテル暮らしの強い味方が「カリぐらし°」。宿泊客を探すホテルやホステルと泊まりたい人をつなぐサイトで、ミニマリストの御用達です。新しい一年「カリぐらし°」でホテルぐらしに、踏み切ってみませんか?